私の好きな作家 森博嗣

好きな作家ってことで。

私の好きな作家ってなんだろうと思い、いくつかの作家の名前が上がった。その中で記事にするなら誰だろうと思い、森先生が思いついた。森先生の小説も好きし、その肩書きである名古屋大学の助教授(今でいう准教授)というのが、当時の私にはなんだか衝撃だった。

森博嗣先生の小説に出会ったのは「すべてがFになる」が発売された少し後だったろうか。はっきりは覚えてないが、ちょうど森先生が小説家デビューして間もない頃だったと思う。もちろん初めて読んだのは「すべてがFになる」だ。

主人公として登場するのは大学の助教授とその学生で、ちょうど私も工学部の大学生だったということもあり、吸い込まれるように読んだのを覚えている。理系かぶれだった私はかなりはまり、その後ある一定の時期まで森先生のすべての小説を購入し読んで行った。

ミステリーとしても面白いのだが、その世界観も好きだったし、理路整然とした感じの頭の良さげ(?)な主人公も好きだった。

技術者や研究者になる予定だった私にとって、名古屋大学の助教授でありがながら、小説家として、面白い作品を次々へと発表している森先生は憧れの人だったし、尊敬する人だった。

今でもその思いは変わらない。

この前読んだ本では、なんと大学の先生も既にやめてしまい、さらには、近くに小説家もやめるそうで、好きな読書や工作をやって過ごすとか書いていた。

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一度もあったことないけど、毎日楽しそうにしてるんだろうなと勝手に想像している。私もそのようにありたいと思う。

お題「好きな作家」

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