レディ・プレイヤー・ワンを見た

映画

レディ・プレイヤー・ワンを見た。面白かった。

スピルバーグ作の仮想現実をテーマにした映画で、舞台は今から30年後ぐらいの世界だ。SFっぽいが、VR技術的にはかなりリアルな感じで、30年後の世界をリアルに描いてる。特に、この映画内で登場人物が仮想現実なのか現実なのか区別がついてないところがあるが、30年後ならそんな話も普通になってるだろう。

この映画で一番興味深かったのは、物理空間と仮想空間のやりとりで、仮想空間の情報が、物理空間へ影響を及ぼしたり逆に物理空間の情報が仮想空間へ影響を及ぼしたりしてるところで、当然だが二つの世界が別々に存在するというよりは、融合的でその境界が曖昧になっている。これは現時点でもそうだが、今後、この境界は徐々に曖昧になっていき、そのうち無くなるように感じた。

少し気になったのが、映画内での恋愛感で、30年後で、シンギュラリティを超えているにも関わらず現代の恋愛感のままだった。

主人公の親友が主人公へヒロインの事を現実では100キロを超えたデブのおっさんかも知れないぞ、仮想世界でマジになるな的な事を言っていたが、この言葉は、数年前にゲーム内で誰かが私に言ってたセリフそのままである。

30年後、仮想世界と現実世界でのギャップがどのようになるのかわからないが、そのギャップすら超えていきそうではある。少なくとも、上記のような数年前のセリフが出てくるとは思えない。恋愛観も変化しているだろう。既に、男同士、女同士でも子供ができるようになるって話だし。現実の恋人じゃなく、仮想の恋人でも良いって人も増えてるらしいしね。

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