【読書】「ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン 14巻」を読んだ

小説

ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンの最終巻を読んだ。面白かった。これで終わりかと残念に思った。特に後半、イクタが牢屋へ入ってからがよかった。

イクタの観察力が素晴らしい

スーヤとのやり取りでイクタが見せる観察力が素晴らしい。近しい人間だとしても、彼のように相手をよく見て理解するのは難しい事だろう。あれほど自分を見てくれる人がいるだけで幸せを感じるに違いない。私もこの観察力が欲しい。

シャミーユの認知の歪み

イクタはシャミーユの認知を正すために命をかけるわけだが、死に至る認知の歪みというのを持ってる人は流石に少ないだろうけど、我々の多くが過去の記憶やそれによって生ずる束縛によって認知が歪められている。

よって、正確に物事を認知できないし、認知が歪められていることすら気づかない場合が多い。

それを解き取り除く事で本来の自分、本来の価値観を手に入れることができる。

代償は大きかったが、彼女も呪縛から解放され本来の自分になれたようだ。

おわりに

この作品はアニメにもなっており、アニメも面白い。続編が見たいところだが、人気がそれほどなかったようなので、作成されることはないだろう。

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